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アスコナからミラノへ 【エコバウ建築ツアー】-5

2012年10月2日(火)旅行記

セメントを使っていないという石造りの家。
レンガの方が高くついた時代に御影石を積んでつくられたそうです。

世界最大のゴシック建築で、
5世紀もの歳月をかけて完成されたというミラノのドゥオーモ。

アスコナのホテルを出て、向かったロカルノ?の修道院。からの眺め。
16世紀のゴシック建築・・・と記憶しています。

いずれにしても美しい建物は、
自然とみんなが残そうという気持ちになれます。
建てられたときから、歴史的建造物だったものなんてないはずです。
(そうなることを狙ってつくられるものも当然ありますが)
壊されず守られ続ける存在は、偉大でした。
そういったデザインや素材の選定や哲学は、
モノづくりをする人たちの大きな責任ですね。
古い建造物から新しい木造技術まで、
ドイツのケーニヒ先生に多くのものを見せていただきました。

今回参加したエコバウ建築ツアーで触れた、世界のエコ。
日本にいると気が付きませんが、圧倒的に遅れています。
小さな意識が。

自然災害がコリゴリだと思いながら、
増税が負担だと言いながら、
自分ひとりがやったってと責任を放棄するのは
ちょっとずるくないかなぁ。エゴの極みではないでしょうか。

すごい台風がこれまで来なかったところに上陸して、
のどかな山間部に猛烈な雨が降り、
土石流で家が流され、
竜巻ですべてが吹き飛び、
多くの人が亡くなっても、
あたかも関心があるふりをしているだけの、
悲しい哉、日本のエコ風潮。

信頼できる指標が見出しにくい日本の情報では、
「そんなきれいごと言ったって人は弱い生き物よ。
慣れた生活をやめることなんてできない」
という答えにたどり着くのが関の山。
今までと変わらず生活しながらやれることがあることにさえ、
気づこうとしない。考えることの放棄。

環境問題とか省エネ基準とか、
表現が複雑になっているだけで、
万国共通、根本は実にシンプルです。

わたしはまだ子どもがいません。
でも将来その子たちが生きる地球は大丈夫か?
とチラッと頭をよぎったことはあります。
それをまじめに考えたのが環境問題なだけで、
なんでこんなに遠い存在になってしまったのでしょうか。

何も難しいことではないとわたしたちが信じること、
こうしてひとつずつ発信すること、
小さなHusetにできる、小さな一歩として熱く語る、
エコバウ建築ツアーレポート、最終日でした。

naka