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祖原マンションリノベのお引渡し

2016年3月16日(水)リノベーション, 建築現場から, 祖原マンションリノベ

なかなか気合の入った古いマンションでした(笑)
壁は黄色いというか茶色というか・・・、
昔よくあった、窓際に2部屋、窓のないダイニングキッチンという間取りで、
どうしても薄暗い印象が強かった、祖原のマンション。

Before-1
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壁式RC造でしたので、自由に撤去できない間仕切り壁がたくさんありましたが、
今回は、今後のライフスタイルの変化に合わせて、
家族が自由に部屋を交換しながら住まい続ける、
ノマドスタイルのリノベーションといたしました。

After-1
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部屋の隅に追いやられていた
古くてサイズの小さなキッチンも、

Before-2
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窓の取れないスペースにはWICスペースを作り、
キッチンは向きを変えてペニンシュラスタイルに。
アクセントのカーキ色の壁と、黒いドアが、
白いキッチン空間を引き立ててくれています。

After-2
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開き戸がひしめき合う廊下も、

Before-3
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扉は引き戸に整理し直し、玄関土間を広げ、
天井高さは変わらないにも関わらず、
ゆとりを感じさせる廊下になりました。

After-3
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ご採用いただいたアッシュのフローリングも
木目がとても美しくて、本当にラッキーでした☆

「祖原マンションリノベ」は、言ってしまえば何もない空間です。
でもそれは、Iさんファミリーが家族の成長とともに、
おうちの中でお引越しを重ねながら、
自分たちらしい魅力に溢れた空間へと育てるための、大切なベースなのです。

そして、建築に空間を固められるのではなく、
あっちを向いたり、こっちに行ったり、
たくさんの可能性を秘めたノマドな家こそ、
コンパクトライフの秘訣かもしれません。

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とあるご縁からつながったIさんご家族でした。
少し急ピッチで進めなければならなかった数々の打合せも、
迷う奥さん、じゃあそれでいいよと受け止めるご主人、
いつもお利口さんのSちゃんの抜群のチームワークで、
しっかりと前を向き、こうして竣工の日を迎えました。

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新しい家で、Sちゃんが覚えたてのよちよち足で、
歩いては転び、泣いて、機嫌を直しては笑う姿が、
生まれ変わったこの空間にいる天使のようでした。

1か月後、1年後、5年後、10年後、
移りゆく時間と家族のシーンが、ずっとずっと楽しみです。
Iさん、Husetの手を取ってくださって、
本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします☆

Huset naka、hori