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家を育てる第一歩
2016年1月29日(金)リノベーション, 建築現場から, 祖原マンションリノベ
祖原マンションリノベでは、
急ピッチで現地確認と仕様決めが進んでいます。
福岡でもしっかり雪が積もった週末も、
車が使えないとなれば雪道を歩いて現場に集合し、
現状確認、変更点、検討事項など打合せました。
その後現場は
新しくなる水回りの先行配管工事の段階です。
床下の配管スペース、ダクトの経路などの問題をクリアしながら、
新しいご家族らしい暮らしができるよう、
ベストな配置を検討していきます。
そして最近の悩みは、空間のアクセントとなる壁の色。
いろいろなお客さまと塗装の色についてお話をしますが、
バランスや色への印象やお好みは千差万別で、
毎回新しい色に出会うことができ、楽しいひとときです。
濃い色、個性的な色を選ぼうとするとき、
好きな色が見つかってとても惹かれているのに、
「飽きたらどうしよう」「主張しすぎたらどうしよう」と、
守りの気持ちが大きく働いてしまいます。
「つくったら簡単に替えられない」
という日本の建物への固定観念がジャマをするのです。
Husetが塗装をオススメするのは、
その質感、光の反射、経年変化、体に害のない成分、・・・
たくさんの理由がありますが、
もうひとつとても大切なポイントに、
「自分たちでつくった家」という気持ちを持っていただきたい、ということがあります。
部屋の色のイメージを変えたくなったとき、
そこには何も障害はありません。
塗り替えてしまえばいい!
そのために、セルフペイントでしっかりと経験しておきます。
「自分たちでつくった家」、
そうした気持ちが蓄積されて、
長く、少しずつ味わいを増して美しくなる家を、
しっかりと守っていけると信じています。
さて、Iさんのおうちは何色になるのでしょうか・・・☆
naka