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断熱というバリアフリー
2022年12月24日(土)Husetのエコ, お引渡し後のこと, リノベーション, 北欧住宅(注文住宅), 柏原の家
12月23日の福岡で、こんな風景を見るなんて。
うっすら積もっただけですが、
雪に慣れないわたしたちは、車を動かすことさえも緊張します。
市中周辺部は、スリップしている何台もの車の影響で渋滞だらけでした。
これまでも何度もご紹介してきましたが、
この厳しい寒さの日でも、
フーセットの家は普通の日よりちょい足しのエネルギーで快適です。
帰宅したときに暖房器具を入れていないのにほんのり温かく、
家が与えてくれる絶対的な安心感に満たされます。
一方で断熱気密を施していない事務所の一室は、
朝出勤してに部屋に入ると、温度計が6℃を表示していました。
当然、暖房器具を切った瞬間から部屋が冷え始めます。
雨風しのいでいるだけの、ほぼ外。
もしこれが、夜お風呂に入るために開けるドアの先にある部屋だとしたら・・・
残酷すぎますよね。
子どもの頃から、親族や近所の家で、
段差をなくしたり引き戸にしたり、和室を洋室にしたり、エアコンを付けたり、
「バリアフリーの工事をしたんだよ」
という話を聞いていた記憶があります。
その多くが、高齢の方が倒れたあとや、退院後に帰宅するためのものだったと思います。
皆熱心にリフォームしていた「バリアフリー」、
でも断熱改修の方が、本当は先にやるべきバリアフリー工事なのではないでしょうか。
皆健康で、元気でいられたら、罹患することない病もあります。
それなのに、
室温を安定させるための断熱改修(温度のバリアフリー)は、
リフォームのカテゴリーが「省エネ」で、「バリアフリー」と別物とされています。
それってどうなんでしょう?
フーセットは今後も、断熱というバリアフリーを推奨していきます。
目先のことだけでなく根っこから、変えていくために!
naka