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暖のある暮らし・・・津屋崎の家編

2012年12月4日(火)Husetのエコ, 北欧住宅(注文住宅), 津屋崎の家

10月にお引渡しを終えた「津屋崎の家」は、
家具が入り、薪ストーブが導入され、
竣工直後の雰囲気とはまた違う、新たな表情を持っていました。

津屋崎の家プロジェクトは、
限られたご予算の振り分けについて、
何にかけるか、どこを削るか、熱いディスカッションを行いました。

結果、あとから簡単に変えられないところ、
家としての性能を上げることにかけよう!ということで、
断熱と気密、内部は無垢材や漆喰塗り、に重き、
それぞれは平均的な素材でありながらも、
上質な雰囲気の家に仕上げることができたのです。

そんなことは当然のように感じられることですが、
それさえもおろそかにされてしまう家を、
たくさん見てきました。

九州という地は、日々実際に寒い思いをしながらも、
仕様を検討する中で、
「九州でそこまでいるかな?」というセリフもまだまだ根強く残っているのも事実。
そして新築後に、「戸建ては寒いよ~」と。

だから、「本当は結構我慢してますよね」と言いたいのです。

津屋崎の家は、この薪ストーブ1台で家じゅうがぽかぽか。
むしろ熱いくらいでした。
ぱちぱちと弾く音やゆらめく炎が至福のBGMとなり、
ついつい長居して話し込んでしまいました。

単に熱をシャットダウンして四季を感じられないくらいに
機械でコントロールするのではなく、
季節に応じて、窓を開けたりストーブをつけたり、
最小限の労力で快適さをコントロールすること。
それが、日々のエネルギーを充電する家に欠かせない条件だと、
再認識することができました。

naka