スタッフブログBlog
新宮マンションリノベから読む その②
2023年3月9日(木)イベント, リノベーション, 新宮マンションリノベ
前回のブログに続き、新宮マンションリノベでご好評だったポイント、
そしてフーセットのこだわりを解説していきます!
・回れるのいい!(回遊性)
・ランドリーほしい!
・収納多い!
・色味も雰囲気も好き!
③収納多い!
これは図面で思っていた以上に、しっかり確保できた印象です。
長くお住まいになった家、
それは思い入れも思い出も、たくさん詰まった家です。
そして物もたくさん背負いこんでしまっています。
もったいない、念のため、記念に、・・・いろいろな理由があると思いますが、
それが家を新しくするときに
「とにかく収納多め」
というご要望へとつながりがちです。
でもよく考えてみてください。
収納のために何百万も何千万もかけて家をつくるのでしょうか。
物のために生きていくのでしょうか。
片づけやすく、しっかり収まることはもちろんですが、
本当に必要なものなのか、物と一緒に気持ちの整理も必要かもしれません。
前置きが長くなりましたが、
新宮マンションリノベの収納は、大きく3つの考え方を取り入れています。
■まとまった部屋型の収納
ウォークインクローゼットや納戸は、部屋型の収納です。
衣類以外にも、スーツケースや家電など、
とりあえずのいただきもの仮置きするにも便利ですし、
部屋にすることで、収納側に壁が生まれ、家具を置いたり絵を飾ったり、
使える壁を残すことが可能です。
■壁沿いの収納
部屋までの広さが取れなかったり、見た目的に隠したいような場合に
いわゆるクローゼットの形態でつくる、扉のある収納です。
扉の前に物が置けないので、部屋の使い方をよく考えてから設けるようにしています。
また、扉があった方が良い、とよく言われますが、
扉だってコストがかかるものですから、
本当に必要かどうか、無駄遣いにならないようによく考えています。
■扉のない収納
これが意外と、片づけのポイントだったりします。
扉を開けるというワンアクションが面倒で、
結局その扉の中には片づけてくれない・・・そんな問題も置きます。
そこに置くだけなら!
定位置に持っていけたり、物を見失って探す時間から解放されます。
みんな(お客さん)から見えない位置で、ぱっと手が届く、
そんな気楽な扉ナシ収納があってこそ、家族全員での片づけ協定が締結されるのです。
■エンディングノートと物
最後、自分がいなくなってしまうとき、
残された家族が、どんな思いであふれかえった物と向き合うことになるのでしょうか。
不動産や現金や宝飾品だけが遺産ではなく、
残しておいた紙袋さえも、いつかだれかが処分するのです。
物価もどんどん上がり、本当に必要なものをきちんと見極める必要性が高くなりました。
負担を残すより、財産を残してあげたい。
捨てるのではなく、遠くのだれかの役に立ってほしい。
そんな思いからも家の整理に取り組むことができると思います。
家族の成長、ご自身の健康、総合してプラスへと進んでいく、
それがフーセットのリノベーションです。
ただデザインを売るだけではなく、お住まいになる方の心を語り合いたい。
家は人生をも左右してしまう、大きな存在です。
丁寧に、深く、話し合いたいと思っています。
naka