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家具と個人邸
2017年7月23日(日)デンマーク, 北欧家具・インテリア・北欧雑貨, 建築現場から
カールスバーグの街を見学したあとは、
New Fredericiaショールーム!
コペンハーゲンの街中に移転したという新ショールームは
ダグラスのフローリングが圧巻の空間に
ディスプレイされています。
各所に設けられたコーナーは、どこもかしこも絵になります。
普段カタログでしか見ない椅子やソファなど、
座ってみるとノーマークだったシリーズが、
妙に落ち着ける座り心地だったり、
派手や地味に見えた色展開の、周囲との調和力を垣間見たりと、
実物のインパクトは大きく、かなり参考になりました!
夕方は、個人のお宅におじゃましました。
3年ぶりに訪れたおうちは、前回と季節が違うせいか、
家の中だけでなく、庭の美しさにもうっとりしました。
庭が近づく大きな窓のあるリビング。
前回と少しだけ物が入れ代わり、
以前よりももっと、このスペースにいたくなるような・・・、
ちょっとシックで落ち着いた雰囲気になっていました。
何でもかんでもモノが増えているわけではありません。
良いものは「循環」しているのです。
上質なものは、
年月が経つうちに、買ったときより価値が上がることもあります。
だから、今ある予算内で全体にグレードを下げながら買いそろえるのではなく、
ひとつずつ投資として、資産として、いいものを買うようになるのです。
無駄遣いにならないから。
時間もかかり、見方によってはぜいたくな買い物かもしれませんが、
不要なものを買わないということは、
不要なものが生まれない、ごみが出ない、CO2も出ない。
自分のためだけではない、社会の中でのエコなのです。
まさかデンマークで、
とある家族の数年後のインテリアの経過を見せていただくことができるなんて、
3年前には思ってもいませんでしたし、
すてきなご夫婦とのご縁に、心から感謝するばかりです。
本当に幸せな経験でした。
2017.6.28-2
naka