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揺るがないもの
DFHG(デンマークファミリーハウスグループ)の活動の一環で、
数か月に1回、情報交換会をしています。
今週は四国へ。
丸亀市のCONNECTさんのアテンドで、
香川県の丸亀港から船で20分かけて
人口400人に満たない小さな島「本島」に渡りました。
かつて海運業で栄えたというこの島には、
歴史ある立派な建物が数多く残っており、
そしてこの町並みに、人々が暮らしています。
そして今回は、築90年になる一軒家が今回の舞台となります。
今年デンマークからやってきたKADKの学生さんが、
この家のリノベーションに携わるのです。
日本人から見てもエキサイティングなこの島は、
風や光の抜け、美しい造作、繊細な装飾などなど
随所に魅力的な風景が残っています。
現代では、住環境、広さ、維持管理、金銭面のいずれにおいても
このままの家を造り続けていくことは困難です。
ただ、胸打つものは
国境を越えて皆に愛されるのです。
この家が新たな生を受けて、
残されることで次の世界を切り開き、
持続可能な家、社会について、
人々にヒントを与えてくれるに違いありません。
そしてわたしたちは、
その歩みを共にしていきたいと思っています。
naka