熊本でのセルフペイント

2021年12月13日(月)ひとりごと, 上代の家, 北欧住宅（注文住宅）, 建築現場から

熊本市の上代の家で、セルフペイントのお手伝いに伺いました！

仲良しご夫婦のつなぎ+手ぬぐい姿もすてきで、
開始からワクワクしておりました。

三角屋根の2階の部屋は、斜めの入り組んだ部分がちょこちょこあるので、
刷毛で細かい部分を押さえつつ、ローラー塗りへ。

斜めの壁は特に、自分に向かってペンキが降り注いできますので（笑）、
長い柄をうまく使いながら、ペンキを避けつつ、塗り進めていきます。
作業は極めて順調、おふたりともお上手でしたので、
とてもきれいな仕上がりとなりました。

セルフペイントにお付き合いするのは何回目でしょうか・・・
数えきれないくらいやっていますが、
きっとまた、次のおうちに塗りに行くでしょう。
大変だけど、どうしても必要だと思うんです。

以前訪れたドイツの学校は、親御さんたちがボランティアで壁を塗装していました。
豊かな心を育んでほしいと願って塗られた色は、
見方によっては派手かもしれませんが、
気持ちが明るくなるような、愛情を感じる楽しげな色合いでした。

いつか汚れたり劣化したりしたら、次の世代が塗るのでしょう。
子供たちのことを思いながら、せっせと作業をして。
（もしかしたらコーヒーを飲み、おしゃべりに花を咲かせながら。）

そうした何の変哲もない普通のことから、
見落としてしまいがちな大切なことを知るように思うのです。
当たり前の中にある、守るべきものを見落とさないために、
これからもまた、お客さんとペンキ塗りをしていきたいと思っています。

naka

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