施工事例Case
雁ノ巣の家
福岡市・新築戸建
- 01. 敷地を進むと見えてくる、ふたつの三角屋根。
- 02. その印象的な窓と、小さな三角形の吹抜けには寝室と空気をつなぐホワイトオークのルーバーが特徴的なリビング。
- 03. 窓の外を見ながら調理できる壁付けキッチンは、LDとつながりを持たせつつ。
- 04. キッチンと洗面所をつなぐパントリー。家事動線は抜群。
- 05. トイレの手洗いはブラウンのタイルがアクセント。
- 06. キッチンで散らかって見える家電コーナーはLD側からは死角。奥にはパントリーも。
- 07. リビング吹抜けにあるホワイトオークの裏側は、なんと寝室。
Concept
ご要望は多くはありませんでした。
必要な部屋数、置きたい家具、子供の居場所、家事動線を重視した回遊性、空が見える窓・・・、最低限のご要望以外はある程度お任せいただいたプランニング。数年前から家がほしいと訪ねてきてくださっていたご夫婦にぴったりの、かわいいおうちにして差し上げたい、という思いを込めてつくりました。
寝室にトップライトを設けたいことから三角屋根の外観とし、1階にはLDKと水回り、パントリーやWICという収納をまとめ、2階はシンプルに寝室だけにしました。
「上質なコンパクト」と言うのは簡単です。でも実際の家づくりは、広さへの欲がつきまとい、なかなか踏ん切りがつかない方が多いのも事実。雁ノ巣の家は、無駄を省き、視覚的な空間の広がりや抜けを利用しながら、リビングの小さな三角吹抜けなどを設けつつ、30坪という数字以上の広さ感を得ました。またコンパクトにしたからこそ、外張り断熱、木製窓、大好きなフローリングなど、質を上げることができました。もちろん壁はセルフペイント。お施主さん自身で製作していただいたものもあり、家づくりに深く携わっていただいた物件でもありました。
Outline Data
- 建設地
- 福岡市東区雁ノ巣
- 工事期間
- 4ヵ月
- 施工面積
- 99m2
- 施工時期
- 2018年6月竣工