北欧旅行記Travelogues
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Aabenraa
3日目、本来であれば廃材となる建材を新しい建築に活かすアップサイクル建築を拝見しました。レンガの家が多いデンマーク、古くてばらばらにしづらいレンガを1m角のピースにして切り取り、新しい建物の外壁として使うパッチワークのようなデザインが印象的でした。廃材サプライという新しい分野があったり、更新しやすさから意匠を選択するなど、これから変わるべき建築の方向性を見せていただきました。
デンマーク王立建築アカデミーでも、先生がお時間を取ってくださいました。ローカルから地球を考えること、田舎にもまだ役に立つ文化はたくさん残っていて、そこをベースにSDGsの達成を考えていくことはできるのだということ、わたしたちが作る小さな建築でさえも、世の中を動かす力を秘めていることを教えていただきました。
訪れるのは2回目となった幼稚園も、以前は建築中でしたが今回はすでに使用が始まっていて、実際の園児たちの使っている様子が垣間見れました。もちろんここの建築にもSDGsが活かされています。子供目線でありながら、大人と同じようなアイテムも随所に見られ、日本とは違う教育の現場でした。