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警固リノベ スタッフブログ

Category : 警固リノベ

2019/03/04

生活感という歴史

取材にご協力いただき、
久しぶりにお伺いした「警固リノベ」Uさんのおうち。
リノベ完成後から5年の月日が流れました。

5年もたてば、お子さんも成長し、
ご夫婦の趣味も変化していたり、
庭の木が成長して目隠しや木陰をつくってくれたりします。
もともと南側に窓のないリビングですが、
日中でも少しカーテンを下げ気味にしてスタンドが灯され、
新たに増えたビンテージの家具やアートと共に、
しっとりとした深みを増していました。

そして、
「うちにはまだ生活感が足りない」
と、興味深いコメントをいただきました。

俗にいう生活感とは、
「雑然とした、人に見られたくない所帯感」
というイメージの方が多いと思います。

確かに、家は生活すると汚れているときもあれば、
散らかって、見ているだけでストレスを感じることもあります。
その場しのぎで使っている安物の雑貨、食器などもあるかもしれません。

今回のお話はそうではなくて。
その人が時間をかけて集めた本物たちが、
雑多に並べられて混雑していたとしても、そこには整然がある。
生活感という歴史と重みへの関心という、
とてもすてきな考え方なのです。

ときどき出会う、ため息しか出ないような美しさや、
自然と幸福感を感じさせるようなカオスな空間にたどり着くには、
どうしても時間が必要です。

そう考えると家は、
ずーっといじりつづけられる趣味みたいなものかもしれません。
その第一歩として、新築やリノベーションで、
いちばんの素地をつくっていただきたいと思うのです。

数年後こそかっこいい。
Husetは、ずっとそんな家でありたい。

naka


カテゴリ: ひとりごと, リノベーション, 北欧家具・インテリア・北欧雑貨, 警固リノベ | Comments (0)

2014/06/04

風景と灯りのある暮らし

お引渡ししたおうちが美しいと、
本当に本当にうれしくなります。

「家づくりの本ふくおか」の取材で伺った警固リノベで、
夕方のうっすら日が陰った時間帯に出会ったワンシーンです。

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取材の会話を聞きながら、
「家をつくること」や「家がつくること」について、
少し遠くから自分を見るように、思いを馳せていました。

お施主さんとたくさんの打合せを重ねて完成したおうちでした。
ともに悩み悩んだ甲斐あって、
扉を開けたときに差し込む光ひとつにも
ついつい見とれてしまうようなシーンのある家になりました。
物柔らかい、ほどよい光と影の情緒があるこの家が大好きです。

写真がおさめてくれた数々の美しい瞬間が、
これからお手伝いさせていただく家たちにも、
ご家族ごとの暮らしの情緒を引き立てる努力を惜しまないと、
わたしの気持ちを整理してくれたような、
貴重な取材となりました。

naka


カテゴリ: リノベーション, 北欧家具・インテリア・北欧雑貨, 警固リノベ | Comments (0)

2014/05/02

お庭リノベひとまず完成

警固リノベのお庭工事も無事に完了しました。

今回ご協力いただいたのは、
Husetの外構工事を一手に引き受けてくださっている、
あいランドスケープさんです。

なんとなく味気なかった庭も・・・

写真 2014-02-20 9 25 44

緑に囲まれたプライベートスペースに変身しました!

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室内からつながる石のテラス、それを囲む植物、
そして緑越しに望む福岡の街並み。
いい感じです。

ひとまず。です。

工事の終わりは、
日々変わりゆく、新緑やつぼみの綻びという、
お庭リノベの始まりなのです☆

naka


カテゴリ: リノベーション, 庭づくり, 建築現場から, 警固リノベ | Comments (0)

2014/04/16

お庭リノベ

昨年夏にお引渡しした「警固リノベ」で、
お庭リノベのご依頼をいただきました。

日当たりがよく、隣地との高低差があるために視界もよい、好立地です。
今回の工事では地の利を生かし、
緑という自然のフィルターを介すことで、
ただのマンション群をそれらしい風景へと変えていきます。

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緑は、フェンスなどで視界をシャットダウンするのとは異なり、
周囲とのつながりを残しながら、景色を楽しむことができます。

庭をぐるりと囲むように葉ぶりの優しい樹木を植え、
その中にテラスをつくる計画です。

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そして重い腰を上げて
ようやくHusetの庭改造にも着手しました^^;

事務所OPEN当初、
とりあえず不要なものを撤去したばかりのアプローチは、
なんとも殺風景なものでした。

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あれから3年ちょっと、
いただきもののラベンダーの苗もずいぶん大きくなり、
アプローチ奥のミモザやヤマボウシも
見違えるほどに成長しました。

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これから夏にかけて、
グランドカバーと花類を増やす予定です!

この小道を通るたびに感じる、
日ごと植物の成長を愛でるゆとりの時間を楽しみに、
少しずつ少しずつ手入れしていくつもりです。

naka


カテゴリ: リノベーション, 庭づくり, 建築現場から, 警固リノベ | Comments (0)

2013/10/24

窓の効果 at警固リノベ

「警固リノベ」のBefore、Afterの続編です☆

もともとは、
縁側→8畳の和室→6畳の和室→ダイニングキッチンという並びで、
大きな掃出し窓がついていたにも関わらず、
奥へ行くほど、どんより薄暗い部屋でした。

【Before】
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きっかけは意匠面から採用したかった、
デンマークの木製サッシ(STORKE)でした。
家具を置き、絵を飾り、明るさが必要なリビングで、
インテリアとしての一役も担います。

【After】
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また木製サッシは、
先日の台風のときもほとんど風雨を感じさせないほど
防音効果も期待できるということをご体感いただけました。

外から見たときも、部屋でくつろぐときにも絶妙な、
ほどよいバランスと美しさが、見る喜びを与えます。
同時に、外気の影響を最も受けやすい部位であるからこそ、
その断熱性や遮音性にもこだわりたいのです。

お気に入りの車や靴やアクセサリーを丁寧に扱うように、
義務感ではなく大切にしたいと思えるような、
かわいいヤツなのです。

naka


4 Responses to 窓の効果 at警固リノベ

  1. 松田伸栄 says:

    こんにちは

    前回の外観に続き、中もすばらしいですね!
    こちらのビフォーアフターの写真は説得力あります。
    白い上質な空間にエニグマが華を添えています。
    夜はまたすごく雰囲気が出るでしょうね。
    個人的に、黒のフレームのある間仕切り?に興味が・・
    あれは?

    Husetさんのリノベーションは単純な意匠だけでなく建物躯体にもきちんと配慮されたものであるということが素晴らしいと思います。
    リノベーションを謳っていても、単純に見た目をお化粧しただけのものが多い中、素材にこだわり断熱にこだわるこういったリノベーションを行ってくれる会社はそう多くないですよね。

    太陽光発電もいいですが、もっとこういった部分に、国は本来補助金などの税金を多く投入すべきだと思ってます。そして既存住宅が飛躍的に性能向上することで本当の意味の省エネが目指せるはずだですよね。

    太陽光発電は私は導入しませんでした。イニシャルの費用もありますが、正直言ってあのパネルが屋根に乗っかることがいやだったのです(笑)
    せっかくの美しい屋根がスポイルされるのは・・ただ、敷地の関係であまり屋根は見えないんですけどね(涙)

    仕組みとしてのHEMSは否定しませんが、太陽光発電ありきに近い手法はあまりいいとは思っていません。家庭の太陽光発電に補助金を使うよりも、住宅の断熱性能(気密性能)にEUのような罰則規定を伴った数値目標を持たせ、既存住宅の改修を含めた分野に税金を投入すべきだと思っています。
    エコだという電気を使っても、その使ってる住宅がエネルギー垂れ流しの住宅では仕方がありません。

  2. huset says:

    mazzyさん、こんにちは。
    いつもうれしいお言葉、貴重なご意見、いつもありがとうございます!

    絵を飾る壁を大切にした空間でしたので、
    夜はギャラリーのような雰囲気になりますよ!

    黒いフレームの間仕切りは、スチールのガラス戸です。
    音や空気を分けたい、来客時など、なんとなくリビングとダイニングのゾーンにメリハリをつけたいときに閉じるよう、設定しています。
    黒だとキツい印象になるので、実際は少しだけグレーなんですが、真っ白な空間のアクセントにもなりました。

    Husetは、mazzyさんと同じく、太陽光発電を搭載すればOK!といった傾向には??疑問です。
    耐用年数、最終処分、愛おしい家の外観へのマイナス効果、まだまだ納得がいきません。
    エコ=お得、というのが日本の風潮ですからね。
    コストをかけて発電機を搭載し、遠慮なくエアコンをつける。
    消費電力は減らさないけど、我が家のお財布はあたたまってOK、という感じで。

    なくなりつつある資源の消費を抑える、CO2量を減らす、といった、環境問題の根本に着目し、長期的な目線で包括的な環境対策として、太陽光発電普及以前に、まずみんながやれること(断熱基準)を強化すべきですよね。

    教育不足だ、政治家の問題だという声もありますが、要はこれまでは個人にとって、切実な問題になっていなかったから、ずっと目をそらせてきたんでしょう。

    そして誰かのせいにしている間はなにも変わらない。
    Husetは、1億分の1であっても、その声を大切にしていきたいと思っています。

    長文失礼しました!

    Huset 中西

  3. 松田伸栄 says:

    こんにちは!
    黒いと思ったのは実はグレーだったのですね。いいと思います。
    音や空間を仕切りたい、でも空間の広がりはスポイルせずに機能面をおさえたガラス戸という選択はいいかもしれません。
    このあたりはHusetさんのモダンな感性というところでしょうか(^.^)

    エナジー政策に関しては、同じ意見です。ニワトリが先か卵が先かという人もいますが、ことこれに関しては私は譲れません。
    建物の断熱性や気密性さらには日射コントロールなど、建物自体の省エネ性能を高めることなしに本当の意味の省エネ対策はあり得ないと思っています。
    某大手窓メーカーさんが最近大々的にCMしている窓にしても、見るたびに寂しく情けなく思ってしまいます。
    「断熱をジャマしていたのはフレームでした」「日本の窓を変える」というキャッチコピーの窓のU値を知って愕然としてしまいました・・。
    日本のトップランナーであるべき会社の提供する窓があれでは消費者がかわいそうであると同時に、企業姿勢を疑ってしまいます。
    もちろん一個人でも問題意識を持って調べれば「日本の常識=世界の非常識」ということは、インターネットがこれだけ発達した時代、可能ではありますが、それでもやっぱり普通の人は大手ハウスメーカーを信じて家を作るわけですから。
    ハウスメーカー、窓メーカーの責任は非常に重いと思います。
    Husetさんとご縁のあった施主さんは幸せですね。

    • Huset_naka says:

      おっしゃる通りですね。
      信頼できる情報とは何か・・・、
      ごく当たり前のことなのに「受け入れる」という作業が必要になってしまっているのが残念です。みんなが、先入観や思い込みではないジャッジにたどり着いてほしいと思います。
      *
      すでにメーカーだって、アルミが熱橋としての弱点を持っていることは気づいているはずなんです。
      それが、大きな力とユーザー総数に対する有識者が少ないことに守られているのだとしたら、本当に悔しい話です。
      デンマークでアルミサッシの話をすると、とんでもない!という返事が返ってきました。それってもはや、「ありえない」のレベルですよね。
      一般のおうちで、窓は一度取付けたらなかなか取り換えることはありませんし、だからこそ、大手メーカーは正しい情報で、世界に恥じることのない省エネ対策をうたってほしいものです。

カテゴリ: デンマーク, リノベーション, 北欧家具・インテリア・北欧雑貨, 警固リノベ | Comments (4)

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