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北欧家具・インテリア・北欧雑貨 スタッフブログ

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Category : 北欧家具・インテリア・北欧雑貨

2017/07/26

デンマークの個人邸 その③その④

今回は5組の方に、
ご自宅を見せていただくことができました。

その3軒目となるのが、70代ご夫婦の家です。

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イタリアにインスピレーションを受け、
1991年に建った「新しい」マンションだ、と説明を受けました。
1991年に建てられても、まだ新しい方に入ることに驚きます。
日本では、もう築26年、新しくはないですね。

また、このマンションは
デンマークでは地価が高い地域に建っていることもあり、
77㎡のこの家は、今ではご購入当時の1.4倍に価値が上がっているそうです。

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気さくで明るく、心遣いがとてもきめ細やかなこのご夫婦は、
芸術クラブに所属されていて、
年に1度は世界を旅行されているのだそうです。
今日は、日本から来たわたしたちのために、
デンマークらしい食事をと、ランチをご準備してくださいました。

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白くて明るいキッチン、
この写真だけ見たら、だれが70代の方のおうちだと思うでしょうか。
年齢なんて少しも感じさせない、
それでいて何の無理も感じない、
絶妙なバランスが心地よいおうちでした。

4軒目はいわゆる建売で、コンパクトな2階建ての家でした。
奥さまがインテリアをコーディネートされているそうなのですが、
リビングの家具はお父さまから引き継いで、
メンテナンスをして使っておられるという、すてきなエピソード付き。

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自分の好きなスタイルで欲しい家具ををそろえる、
それを代々やっていくのは「普通」だと思いがちですが、
その「普通」は、一旦置いといて。

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時代が変わろうとも魅力あるタイムレスなデザインの家具は、
メンテナンスしながら大切にし続けることができ、
時を超えて、親から子へと譲っていくことができます。

もし親からもらっても気に入らなければ、
この世のどこかにいる、それを欲しいという人に譲ればいい。
それを元手に、自分の好きな家具を買うもよし。

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この家でも、良いものは循環していました。
いい家具は、買って終わりではなく、
日々使い、触れ、最高の時間を過ごすだけでなく、
次の世代への資産としての投資とも言えます。

いつも人のために物を買うわけではありませんが、
いざというときに人に迷惑をかけるごみを持つのではなく、
いつか誰かのためになるものを選ぶというのは、
ちょっとアリだと思いませんか?

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naka


カテゴリ: デンマーク, 北欧家具・インテリア・北欧雑貨, 旅行記 | Comments (0)

2017/07/23

家具と個人邸

カールスバーグの街を見学したあとは、
New Fredericiaショールーム!

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コペンハーゲンの街中に移転したという新ショールームは
ダグラスのフローリングが圧巻の空間に
ディスプレイされています。

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各所に設けられたコーナーは、どこもかしこも絵になります。

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普段カタログでしか見ない椅子やソファなど、
座ってみるとノーマークだったシリーズが、
妙に落ち着ける座り心地だったり、

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派手や地味に見えた色展開の、周囲との調和力を垣間見たりと、
実物のインパクトは大きく、かなり参考になりました!

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夕方は、個人のお宅におじゃましました。
3年ぶりに訪れたおうちは、前回と季節が違うせいか、
家の中だけでなく、庭の美しさにもうっとりしました。

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庭が近づく大きな窓のあるリビング。
前回と少しだけ物が入れ代わり、
以前よりももっと、このスペースにいたくなるような・・・、
ちょっとシックで落ち着いた雰囲気になっていました。

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何でもかんでもモノが増えているわけではありません。
良いものは「循環」しているのです。

上質なものは、
年月が経つうちに、買ったときより価値が上がることもあります。

だから、今ある予算内で全体にグレードを下げながら買いそろえるのではなく、
ひとつずつ投資として、資産として、いいものを買うようになるのです。
無駄遣いにならないから。

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時間もかかり、見方によってはぜいたくな買い物かもしれませんが、
不要なものを買わないということは、
不要なものが生まれない、ごみが出ない、CO2も出ない。
自分のためだけではない、社会の中でのエコなのです。

まさかデンマークで、
とある家族の数年後のインテリアの経過を見せていただくことができるなんて、
3年前には思ってもいませんでしたし、
すてきなご夫婦とのご縁に、心から感謝するばかりです。
本当に幸せな経験でした。

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naka


カテゴリ: デンマーク, 北欧家具・インテリア・北欧雑貨, 建築現場から | Comments (0)

2017/07/20

Carlsbergのキャンパス・街

3日目は、ビールでよく知られている
「カールスバーグ」のキャンパスを見学させていただきました。

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2016年に設立されたこの学校は、学生が10,000人、先生が800人。
トータル57,000㎡の中に、125の教室があり、
科目も、テキスタイルデザイン、手話、保育士など、多岐にわたります。

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教員室はないそうです。
そのかわりに、先生の作業場であり、グループワークのためのスペースが
建物のどのフロアに行ってもたくさん設けてあります。

公共の場だからとビニールシートの椅子なんてこともなく、
ファブリックの色合わせなど、各ゾーンにテーマがあります。
本当にどこに行っても、基本的なインテリアセンスを感じられる国です。

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合わせて、カールスバーグが街づくりの舵取りをしている、
カールスバーグの街も見学しました。
数年前に訪れたときの面影が残る街は、
生まれ変わりの躍動感にあふれていました。

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投資家3社が入って、街の計画を進めているそうです。
約60万㎡の土地には、新築の建物だけでなく、
全体の15%は歴史的な価値ある建物が残されます。
完成すると全体の50%住宅、35%企業、15%文化・学校という構成。

残される古い建物は用途を変え、
その色や雰囲気をベースに、周囲の新築はデザインされていきます。
また、周辺の街との調和も意識され、
敷地外周部の建物は低く、中央に向かって高く、
といったバランスになっていくそうです。

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福岡市では、九州大学の古い建物が壊されています。
確かに古かったけれど、趣のある建物がたくさんありました。
解体後のさっぱりした風景を見ると、
せめて残されたものが、新しくつくられるものと融合して、
新しい魅力が生まれますようにと願うばかりです。

カールスバーグの街で、大切な古い建物は残すんだと、
そして壊す建物に使われていた古いレンガは
新築の建物に再利用し、廃棄によるCO2排出を削減するんだと、
当たり前のように言われるたびに、
九州大学跡地のことが、脳裏をよぎりました。

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そしてこの街の売りは、
建物のデザインだけが先行するのではなく、
ここでみんなが「生活すること」に重きを置いていることだそうです。
地域ごとに職と住を区分するのではなく、
学校の上がマンションになっているなど、職住が接近しています。
移動によるCO2が削減されるからです。
それはビルに入る企業が、
例えライバル会社だったとしてもOKなのです。

ライバル意識より環境配慮。

そういうの好きです。
戦うのはそこではないっていう姿勢。
目先の利益にとらわれずに、
長い目で全体を見て、本質的に強く前に進む感じ。

2024年の完成に向けて、この街は進化し、風景は変わっていきます。

補足:レンガを積む外壁ならでは。
こんな面白いファサードにめぐり合いました。

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naka


カテゴリ: デンマーク, 北欧家具・インテリア・北欧雑貨, 旅行記 | Comments (0)

2017/07/19

Denmarkの窓・サマーハウス

2日目は、まず新しい木製サッシメーカーを訪問しました。

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デンマーク製だったら何でもいいというわけではありません。
窓は、雨風をしのぎ、強い日差しをカットし、内外の寒暖を隔てる、重要なパーツです。
だからこそ、意匠性だけでなく
どう付き合えるかのカギを握るメンテナンス方法は、
かなり大きなポイントになります。

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そして今回、素材・質感・網戸問題など、
新しい可能性がいくつも見つかりました。
次回からお客さまにご提案させていただくのが楽しみです!

続いてサマーハウスの見学です。

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ちなみに、サマーハウスでも断熱は20センチあるそうです。
メインの住宅からすると程度が劣るとはいえ、
しっかりとした性能を持ち合わせています。

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今回見学できたサマーハウスは、
日本で家を建てたい人の多くがあこがれる平屋ばかり。
30坪前後の日本でもなじみやすいサイズ感でした。

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インテリアも、高価な調度品ばかりということではなく、
色遣いや配置のバランスや、外部とのつながりが心地よい。
キッチンもただのオープンキッチンではなく、
人が集まりやすいレイアウトだったり、
工夫次第で見違えるなと思うところが多々ありました。

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また別荘だと、
「別荘だから」という理由で大胆な決断をしやすくなります。
自分のしたい理想を目指し、
ある程度は自分たちが家に合わせてもいいと思えてしまうのです。
それを「たまにしか使わない」という割り切りだと言い捨てるのは
ちょっと待った!です。
その決断は、理想という目標に向かい、
自分が変わろうという前向きな答えと
読み替えてもいいのではないでしょうか。

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たとえばキッチンで。
鍋を直置きしたいからとカウンター材を選ぶのではなく、
「好きな」素材でコーディネートしたカウンターで、かわいい鍋敷きを使う。
せっかく新しい家を想像するなら、
すてきに立ち振る舞う自分にも思いを馳せたいですよね。

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便利さと横着のはざまで見失いがちなもの。
サマーハウスに来ると
ささやかで本質的な幸せに、目を向ける余裕ができる気がします。

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naka


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2017/07/18

Denmark 持続可能について考える旅

今回のデンマーク研修、テーマは「持続可能」。

日常ではまだ馴染みの薄い言葉ですが、
デンマークでは15年ほど前から意識が高まり、
2010年からの3回の法改正により、一気にその考えが浸透したそうです。

これから日本でも大切な考え方のひとつになる
「持続可能」について、1週間考えていきたいと思います。

初日午後は、「Smith Inovation」という持続可能のコンサル会社を訪問しました。

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そもそも家は、どう住むか、どう使っていくか、
住む人を中心に設計していくことがベースにあります。
そうやって作られる持続可能な家は、
ごみを出さないようリサイクル可能なものでできているのか、
メンテナンスができて長持ちするのか、
環境に優しいか(断熱や自然エネルギーなど)、
そこで働く人の環境はどうなのかなど、
多方面から考えることが大切だそうです。

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また、デンマークでは、
築20年でも気密住宅に該当するそうですが、
今回は、リノベーションで使えるよう開発したという、
換気システムをご紹介いただきました。
日本では築20年は気密住宅とは言えない建物が多いので、
換気以前にも改善しなければならないことがたくさんです・・・。

その後は、まず1軒目の個人宅を訪問しました。

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築62年、約60坪(うち地下室が15坪)の
ゆったりとした平屋のおうちでした。

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リフォームで取り換えたという大きな窓が
リビングと庭をあいまいにつないでて、とても開放的。

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わたしたちのためにご準備くださった、
ドリンクやお料理をつまみながら、
いろいろお話を聞かせていただきました。

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美しいのは家具だけでなく、
壁に掛けられた絵も、とてもキュートでした。

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モデルハウスでも何でもない、
デンマークの一般の方の、暮らしの一部。
ご夫婦のいろいろなコレクションや、
ご主人が世界から集めたという植物に囲まれる庭を
ご案内いただきました。

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毎回驚くのは企業よりも個人のおうちのレベルの高さです。
さすがだなぁと、ため息がもれる初日の夜でした。

2017.6.27 
naka


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